Windows Server 2016のOS設定(簡易版)
これから、Windows Server 2016でドメインの構築やSystem Center Configuration Manager 2016(以下SCCM)の構築、SCCMとIntuneの連携等を検証していきたいと思う。
まず、今日はAzureでWindows Server 2016を構築した後の、言語やロケールやタイムゾーンの設定方法を記載する。
Windows Server 2012 R2の頃とあまり変わってなく、混乱する箇所はない。
1.言語の追加
まず、AzureでWindows Server 2016をデプロイすると、Windows 10と一緒のデスクトップが表示される。
Windowsボタンを右クリックし、[Control Panel]を起動する。
[Clock,Language, and Region]-[Add a language]をクリックする。
[Change your language preferences]より、[Add a language]をクリックする。
[Add a language]より、[日本語]を選択し、[Add]をクリックする。
[Change your language preferences]より、[日本語]追加されていることを確認し、[Options]をクリックする。
[Download and install language pack]をクリックする。
[Download and Install Updates]画面より、ダウンロードが開始されたことを確認する。
[Download and Install Updates]画面より、インストールが完了したことを確認する。
[Change your language preferences]より、[日本語]をクリックし、[Move up]をクリックする。
※サインアウト/サインインしなければ反映されないが、ここではサインアウトせず後続の作業を続ける。
2.主な使用場所の変更
[Language]画面の左ペインより、[Change date,time,or number formats]をクリックする。
[Region]画面より、[Location]タブをクリックし、[Home location]を[Japan]に変更し、[Apply]をクリックする。
3.ようこそ画面と新しいユーザーアカウント
[Administrator]タブより、[Welcome screen and new accounts]セクションの[Copy settings]をクリックする。
[Welcome screen and system accounts]と[New user accounts]にチェックを入れ、[OK]をクリックする。
※再起動が求められるが、一旦[Cancel]をクリックする。
4.システムロケールの変更
[Administrator]タブより、[Language for non-Unicode programs]セクションの[Change system locale]をクリックする。
[Region Settings]画面より、[Current system locale]を[Japanese(Japan)]を選択し、[OK]をクリックする。
※再起動が求められるが、一旦[Cancel]をクリックする。
5.タイムゾーンの変更
Windowsボタンをクリックし、歯車マークをクリックする。
[Time & language]をクリックする。
[Date and time]画面より、[Time zone]を[(UTC + 09:00)Osaka,Sapporo,Tokyo]を選択し、右上の×をクリックする。
6.適用
[Region]画面より、[Close]をクリックする。
再起動が求められるので、[Restart now]をクリックする。
今回は簡単なOS設定を記載した。
次回は、Windows Server 2016でドメイン構築、およびSCCM用のスキーマ拡張を記載する予定である。